フリーランスになる際の準備とアドバイス
はじめに
私しんいちがフリーランス(個人事業主)になったのは2012年頃です。
当時の事はあまり覚えていませんが、最近知り合いがフリーランスになるという事でいくつか質問を受けました。
初めてフリーランスになる場合はわからない事だらけだと思うので、準備しておくと良い事や、フリーランス後にやっておくべき事などのお話です。
注意点
本記事はIT系の個人事業主を対象としております。
本記事の内容は私の体験談を元にかかれているので間違っている可能性があります。
またこれは絶対知っておくべきだ、という内容が書かれていない場合もあると思うので参考程度でお願いします。
事前準備しておく事
新規口座
仕事をした後にお金を入金してもらう為の銀行口座です。
なぜ新規かというと、仕事関係のお金の出入りをわかりやすくする為です。
未使用に近い口座があればそちらでも問題ありません。
ちなみに屋号名で口座を取得する必要はありません、個人名でOKです。
クレジットカード
仕事関係の出費をすべてクレジットカード払いにする事で支出管理がとても楽になります。
しかし、フリーランスになると社会的信用は0に近くなる為、クレジットカードの審査がほぼ通らなくなってしまいます。
ですので会社務め中にクレジットカードを作っておくことをオススメします。
ちなみに私のオススメはVISAです。(海外サイトでも使える為)
退職後にする事
健康保険・年金の手続き
退職後、2週間以内で手続きをしないとダメだったと思います。
また会社の健康保険を任意継続する事もできますが私は詳しくないのでご自身で調べてみてください。
開業届出の提出
開業届出に記入し管轄の税務署へ提出するだけです。
私もドキドキしながら提出しにいったのを覚えています、審査等はなく書類に不備がなければ1分もかからずに終わると思います。
提出完了すればこれであなたもフリーランス!おめでとう!
ちなみに開業届は提出前に控えの作成(コピー)しておくことをオススメします。
提出の際には控えも合わせて2枚提出すると控えは捺印後に返却してくれるはずです。
フリーランスになった後は
領収書
仕事関係の買い物はすべて領収書を保存しておきましょう。
宛名もなるべく屋号で書いてもらうと良いです。
確定申告は白色?青色?
青色申告をオススメします。
詳しくはご自身で調べてもらうとして、簡単には以下のような感じです。
- 白色:楽 売上がとても少ない場合
- 青色:めんどう 売上がそれなりにある場合
勘定科目
仕事関係の支払いは経費として計上する事ができます。
その際に「勘定科目」で科目分けする必要があるのですが、物によっては科目の判断かつけにくい場合があります、その際はだいたい近い科目で問題ありません。
ただし、1度決めた勘定科目を途中で変更しないようにしてください。
ちなみに開業前にかかった費用も「開業費」として経費計上する事ができます。
提出書類の控え
開業届もそうですが、提出する書類は事前に控え(コピー)を取って置くことをオススメします。
何ヶ月かして、提出済の書類の内容が知りたくなる場合が必ずあると思います。
提出書類や重要な書類は控えを取る事を習慣化すると良いと思います。
おまけ
デザイナーの方でしたら「文芸美術国民健康保険」というのに加入ができます。
保険料が固定でオススメなので是非調べてみてください。
協同組合日本イラストレーション協会(JILLA) | 文芸美術国保
おわりに
だいたいの人が気になるであろう事を書いてみました。
「経費に出来るもの・するべきもの」も書こうかと思いましたが、細かい部分は自身でフリーランスを続ける内に覚えていけば良いかなと思います。
もし他に気になる事があればしんいちのTwitterへ質問していただいても大丈夫です。
少しでも参考になれば幸いです。