ゲームデータの管理にスプレッドシートを使う【スプレッドシート】
はじめに
開発中ゲームのデータを管理する際スプレッドシートを使うと便利だよ、というお話です。
スプレッドシートとは
Googleが提供している無料サービスでWEBブラウザ上で扱えるなExcelのような表計算ソフトです。
1つのスプレッドシートに対して複数人で同時編集ができるのも特徴です。
iPhone/Androidのアプリも公開されているので外出先からさっと確認・編集ができて便利です。
Google スプレッドシート - オンラインでスプレッドシートを作成、編集できる無料サービス
メリット/デメリット
メリット
- 無料
- ブラウザ・スマホアプリから利用ができる
- 共有・複数端末で利用するのが楽
- 複数人で同時編集ができる
デメリット
Excelとの違い
私はExcelはoffice2010ぐらいまでしか使っていないので詳しくはありません。
大きい違いはこれぐらいでしょうか。
表計算の関数は違いはあるでしょうが、良く使う物についてはほぼ同じだと思います。
Google スプレッドシートの関数リスト - ドキュメント エディタ ヘルプ
どのようなデータを管理するか
RPGであれば、キャラクター、ステータス、ダメージ計算、アイテム、ドロップ率
パズルであれば、ステージ毎の内容、アイテム、ヒントについて など
実際の使用例1
上記の画像は私がリリースしているイラロジ999で実際に利用している所です。
イラロジ999はパズルゲームでお題の管理に利用していました。
カテゴリ毎に分け、10x10~30x30サイズで区分分けをしています。
問題数が多い為複数人でお題を考え追加していましたが、編集がリアルタイムで反映される為お題が被ってしまうのを防ぐのに活躍してくれました。
また誰が記入したかの編集履歴が一覧から確認できとても便利でした。
実際の使用例2
RPGの例ではみっふいさんに許可を頂いたのでひまつぶダンジョンアプリの例を貼って置きます。アプリはこちら -> iOS Android
※こちらはスプレッドシートではなくエクセルですが、どのようなデータを管理するのかという例で載せておきます。
私もExcelにはお世話になっております(`・ω・´) pic.twitter.com/NwBBLEUivi
— みっふい┐(;´Å`)┌ (@moitititi) 2016年3月8日
編集履歴の確認方法
自身・もしくは他者からの編集があった場合はメニューのヘルプの右側に「最終編集時刻」が表示されます。
こちらの「最終編集時刻」をクリックすると変更履歴が閲覧できます。
各編集時間をクリックすると、その編集内容の確認も可能です。
また他人がスプレッドシートを開いている際は吹き出しマークの左側にGoogleアカウントのアイコンが表示されます。(画像では頭文字のH)
おわりに
正直な所、一人で管理するならExcelで十分ですが個人開発者などお金に余裕がない方にはスプレッドシートがオススメです。
今回はスプレッドシートの細かい使用方法にはふれずに、メリット・デメリットや他の人はどんな感じで使ってるの、という所を紹介してみました。
こちらでどう使うのかのだいたいの感覚が掴めてれば幸いです。
興味がでたら使ってみてください。